登山隊公式報告(3)

2001/4/13

1)隊の状況 4月1日〜4月12日

ODYSSEY登山隊は4月9日ベースキャンプ(5350m)入りした。
すでにシェルパによって2ヶ月前からベースキャンプの最適場所が確保されていた。
ゴーキョピーク(5340m)に高所順応に登ったり、ナムチェバザールで休養中に食堂やテント地が整備され、
われわれが到着すると 同時にベースキャンプとしての機能が発揮されはじめた。
また日柄の良い到着した4月9日に、ベースキャンプ開きのセレモニーがラマ僧も参加 して盛大に行われた。
ベースキャンプには200張以上のテントとタルチョがはためいている。  
ベースキャンプは東にクーンブアイスフォールとヌプツェ、北にはリントレンやローラ、
西にはプモリ、南はクーンブ氷河が開けており明るい モレーン上のテント地です。
数時間おきに絶え間なく、懸垂氷河からのアイスブロックの崩壊が周囲のどこかから起こっており、
モレーンの下の氷が動いているため、時々ミシミシと寝ていても音がするため気持ちの良いものではありません。
4月12日にはベースキャンプ(5350m)からアイスフォールを登りきり、C1予定地(6100m)まで往復しました。
クーンブアイスフォールのクレバスには10箇所以上の梯子が懸けられていたり、
垂直の壁がありアイスクライミングそのものです。全ルートにフィックスロープが張られており、
アイスブロックの崩壊や雪崩が突然やってこない限り安全です。
とはいっても4月12日のアイスフォールの登攀中に懸垂氷河の崩壊があり、
サーダーの指示でアイスブロックの影に逃げ込む一幕もありました。
逃げ込むといっても息が切れて走ることもできず冷や汗物でした。
ブロック雪崩の直撃は免れましたが雪崩れの通過後全員雪で真っ白になりました。
初めての高度、アイスフォールの緊張、BC−C1−BCという長時間の行動で全員へとへとに疲れきってBCに戻りました。
天候は毎日午前中晴れ、午後から雲が出始め、夕方雪がパラパラ、よるまた晴れるというパターンが続いています。
4月14日からC2(6450m)レベルの高所順応へ向けて行動します。 

2001/4/9

BC(ベースキャンプ)開きのセレモニー

Nikon Coolpix 990で撮影

2001/4/13

ベースキャンプでメンバー全員集合

Nikon Coolpix 990で撮影

 

2)隊員の現在の状況   

@登山隊員

今成隊長 マイペースを崩さず快調。C1往復もしっかりこなす。
川田隊員 登攀リーダー。快調そのもの。金剛山のおかげ。年には勝てないが61歳とは思えない。元気にいつも先導役。
河野隊員 高所の影響ではないが少々疲れが。C1往復は先延ばし。
和田隊員 ペリチェで下痢をして疲れ気味だが予定とおりの行動をこなす。忙しくてのども涸れ気味。
間瀬隊員 多少ピントのずれることもあるが若さ(53歳)一杯。元気そのもの。少々咳きが出ている。


A BCマネージャー

福西隊員 1日遅れのBC入り。BCマネジャーとして何でもこなす。朝のむくみはまだ残るが午後回復。ヨッシャ復活。
森隊員 1日遅れのBC入り。ペリチェで下痢のため休養後BC入り。マイペースで隊務開始。
井形隊員 すっかりBCになじんできた。コックやシェルパの人気者。カラパタールでは涙の登頂。
尾崎隊員 なんだかんだと言いながら食欲旺盛、タバコスパスパ、元気一杯。優等生。


B トレッキング隊

井上隊員 BCでもダンスを披露し元気に4月11日下山。

 

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